サブマリン

久々に野球の話を。
今週夜勤なので昼に食堂で飯を食べながら
すぽるとを見てました。
WBCも近くなり、千葉ロッテ渡辺俊介投手を
取り上げていました。
プロ野球のことが好きな方はご存知かと思いますが、
下手投げで地面すれすれから投げる独特なフォームで
去年15勝して優勝、日本一に貢献した投手です。
私もD党ではあるもののこの投手のフォームに
魅力を感じて好きな投手の1人なんですが、
そこでチームメイトである小宮山投手がこんなことを。
「俊介に野球センスはない。」
私はそれを聞いて、じゃあなんでそんな投手が15勝できるんだ?
って思ったんです。
すると、渡辺俊介本人も「僕は野球センスはないですよ。」と
言うんです。
線が細い、球が速いわけじゃない。
そういわれれば野球選手に向いているとはあまりいえない。
父親の助言で中学生のときに下手投げになった。
ストレートの球速が125km/h。下手投げなので
上手投げの投手に比べたらスピードは劣る。
じゃあ何が俊介の生命線なのかというと
「緩球」だと言う。ストレートは125km/h。
でもシンカーも125km/hで投げられたら
相手は同じ軌道で来ている球をストレートと思って
打ちに言っても内野ゴロになる。
同じ千葉ロッテだった伊良部投手は球が速いゆえに全盛期
最高速158km/hのストレートに140km/hの
フォークを投げていました。普通ありえません。w
まぁ伊良部はさておき、野球センスがないと言われながらも
自分の道を切り開いて、野球センスをないなら作ればいいとも
言っていました。そういう影の努力があっての15勝だったんだなと
TVを見ながら感心をしていました。
今年もきっと活躍してくれると思います。
日本のプロ野球を盛り上げて欲しいと思います。